
はじめまして|コンプレックスナビ運営者のインコラブです
はじめまして。コンプレックスナビを運営しているインコラブと申します。
ペンネームの由来は、そのままですが「インコが大好きだから」。
この名前には、私の人生を静かに、でも確実に支えてくれた存在への感謝が込められています。
ペンネーム「インコラブ」に込めた想い
小さい頃から、私のそばにはインコがいました。
人と話すのが苦手で、学校ではなかなか馴染めず、居場所を見つけるのが難しかった私にとって、
インコは言葉を使わずとも心を通わせられる、唯一安心できる存在でした。
毎日、ケージの前に座り、インコの仕草を眺め、鳴き声を聞くだけで、
心の中に溜まった不安や緊張が、少しずつほどけていったのを覚えています。
小さい頃から抱えていたコンプレックス
いじめと孤立の記憶
正直に言うと、私は小さい頃、よくいじめられていました。
理由は今でもはっきりしません。
ただ、人前でうまく話せず、どこか挙動がおかしかったことが、
周囲から「浮いた存在」に見えたのだと思います。
クラスの中で誰とも馴染めず、休み時間は一人。
その時間が長くなるほど、「自分はダメな人間なんだ」という思いが、
少しずつ心の奥に積み重なっていきました。
人前で話せない恐怖
小さい頃から、人前で話そうとすると頭が真っ白になり、
声がうまく出なくなることがありました。
今でも、人前に出ると自然と手が震えて止まらなくなります。
「気にしすぎ」「慣れれば大丈夫」
そう言われることもありますが、当事者にとっては簡単な話ではありません。
理屈では分かっていても、体が言うことを聞かない。
これも、私が長年抱えてきた大きなコンプレックスの一つです。
コンプレックスの塊だった自分
振り返ると、私はまさにコンプレックスの塊のような人間でした。
自信がなく、自己肯定感も低く、
「どうせ自分なんて」という言葉が、頭の中で何度も繰り返されていました。
周りと比べては落ち込み、普通にできることができない自分を責める。
そんな毎日を送っていた時期もあります。
インコが教えてくれたこと
そんな私を救ってくれたのが、子どもの頃に飼っていたインコでした。
インコは、私がうまく話せなくても、震えていても、何も否定しません。
ただ、そこにいて、いつもと同じように鳴き、羽づくろいをしていました。
「このままでいいんだ」
インコと過ごす時間の中で、少しずつそう思えるようになったのです。
なぜ「コンプレックスナビ」を作ったのか
このサイトを立ち上げた理由は、とてもシンプルです。
かつての自分と同じように、コンプレックスで苦しんでいる人の力になりたかった。
世の中には、明るく振る舞っているけれど、
心の奥では人知れず悩んでいる人がたくさんいます。
コンプレックスは、決して特別なものではありません。
コンプレックスナビでは、
「一人じゃない」
「同じように悩んでいる人がいる」
そう感じてもらえる場所を目指しています。
コンプレックスは弱さではない
私は今でも、人前が苦手ですし、手の震えも完全にはなくなっていません。
それでも、こうして文章を書くことで、自分の気持ちを伝えることができています。
コンプレックスは、消さなければいけない欠点ではなく、
その人の人生を形作ってきた一部だと、今は思えるようになりました。
最後に|このサイトに訪れてくれたあなたへ
もしあなたが、
「自分はダメだ」
「普通になれない」
そんな思いを抱えてここに辿り着いたのなら、
どうか知ってほしいことがあります。
あなたは、あなたのままで大丈夫です。
コンプレックスナビが、少しでも心を休められる場所になれば嬉しいです。
これからも、インコラブとして、
自分の経験を正直に、丁寧に発信していきます。
どうぞ、ゆっくりしていってください。
